フロアで接客してこい!と店長に言われたんですが、どう接客したらいいかわかりません。。。
なんだか怖いんです…
わかるよ〜
僕も新入社員の頃はそうだったからね。
声をかけてちゃんと聞いてもらえるコツを教えよう♪
新卒で入社して1年目からクレーンゲームの担当になり、昨対の客単価比150%を達成しました。 その後、規模が大きい店舗を複数経験し、恋人との生活を優先するため退職。 笑顔が溢れる職場、お店にすることをモットーに副店長として勤務していました。
接客の基本は横からのアプローチ
お客様に売り込みをする際には、「横」から声をかける!
なぜ、横から声をかけると良いのか、どのように活かせるのか紹介します。
正面と後ろからの声かけは警戒される
人間という生き物は正面と後ろからくる物を警戒する習性があります。
僕はこの習性をショッピングモールの合同研修で知りましたが、接客業であれば知っておいて損はありません。
人間の習性について
人見知りする子供を想像してみてください。
恥ずかしがってお母さんやお父さんの後に隠れるお子さんがいますよね?
あれは「恥ずかしい」や「怖い」という警戒をしているのです。
大人でも一緒です。
また、ホラー映画などでよくあるシーンですが、静かな部屋の中で背後から物音が聞こえて
ビクッとする描写があります。
目で見えていない後も警戒されやすいのです。
活用した場面
僕は売り場の活気をあげる時以外では大声をあげた売り込みはしません。
基本的にはそっと横から近づいてはっきり聞こえる程度のうるさくないボリュームの声で話しかけます。
実際にはアンパンマンのトンネルの売り込みの時に活きました。
※トンネルイメージ
引用:アマゾン
※トンネルとはハイハイできるくらいのお子さんが中をくぐって遊ぶおもちゃです。
買い物カートを押したお父さんが来店した時には、お子さんはカートに座っていました。
ゆっくりと商品を見ながら歩いていて、アンパンマンのトンネルに差し掛かろうとするところで声をかけました。
「もしよろしければ、このアンパンマンどうですか?お子さんと遊ぶと楽しいと思いますよ〜」
お父さんは30秒ほど機械の前で考えた末に離れてしまいましたが、私は絶対に戻ってくると確信していました。
なぜなら、お父さんに「お子さんがトンネルで遊ぶ姿」を想像させられるように声をかけたからで、実際に想像できたからこそ立ち止まったのです。
予想通り、5分後に戻ってきて遊んでいただけました。
その後はゲットするまで遊んでもらうことができ、他の機械でも遊んでいただけました。
明日からできる接客の基本 声かけのコツ
明日から2つのことだけを気をつけてみてください。
アプローチ:お客さんの横から声をかける
声のボリューム:不快感を与えない程度のはっきりと聞こえる声
横から声をかける際は必ず真横からかける必要はありません。
斜め前からでも大丈夫です。
まずはやってみてこんな感じかな?ということを掴んでもらえればいいです。
慣れてくると「斜め45度よりも40度くらいが聞いてもらえる」や「右からの方が聞いてもらえる」ということがわかってきます。
自分の表情や印象によって変わってくることなので、自分の中の経験値をためてください。
例えば、身長180cmの男性が斜め前からくるのと、身長155cmの女性が斜め前からくるのでは印象が違うと思います。
自分なりのデータを貯めていけば、自分の売り方ができてくるようになります。
まとめ
お客様に売り込みをする際には、「横」から声をかける!
なぜなら、人間は前後からくる物を警戒する習性があるから。
横から声をかけることで、お客様に警戒されることなく、話を聞いてもらえやすくなる!
シンプルなことですが、やっている人はそんなに多くないと思います。
明日から是非やってみてください♪
うまくできたらコメントもらえると嬉しいです٩( ‘ω’ )و
ありがとうございます。