最近、POP関連の記事を書くようになってから個人経営のお店とかコンビニの手書きPOPとか目に入りやすくなってきています。
自分ならこうするのになぁとか考えながら散歩してると楽しいです笑
男性向けの売り場で使用感や心持ちに関する情報を前面に出しているような男性には微妙と思うような売り場をみたことありませんか?
使用感などの情報は実は男女の感じ方の違いで、女性には刺さりやすいことが多いです。
今回は男性に刺さるPOPや売り場の作り方について解説します。
この記事の要点
- 男性向けの情報には数字をいれる
- 親切な情報提供者になる
- 結論ファースト
今度、女性に刺さるPOPについての記事も書きます٩( ‘ω’ )و
新卒で入社して1年目からクレーンゲームの担当になり、昨対の客単価比150%を達成して14ヶ月連続で売り上げ予算を達成。 その後、規模が大きい店舗を複数経験し、恋人との生活を優先するため退職。 笑顔が溢れる職場、お店にすることをモットーに副店長として勤務していました。
メンズ向け売り場のPOPは数字で攻めろ!

男性向けのPOPや売り場には数字が必須!
男性は数字で客観性を持って説得されると弱い特徴があります。
その理由はこの後詳しく解説します。
男性は生物的に客観的な情報を重視する

まだ、動物を狩って生活をしていた頃、男性は狩りに出ていました。
狩りでは武器を持って戦います。
この時、武器は性能や実績などの客観的な情報を根拠に選びます。
なぜかというと自分で客観的な情報を見極めないと自分の命に関わるからです。
そのため、失敗は許されません。
現在もその傾向は変わっていません。
男性は欲しかったものを自分で検討して手に入れられると満足します。
この前提を覚えておきましょう。
男性は客観的な情報を元に自分で判断したい
店員はアドバイザーではなくデータベースに徹する

男性は自分で客観的な事実を元に決めたいとはいえ、データを1から集めるのは面倒です。
そのため、スタッフは「この商品についての情報はわかりやすくまとめておきましたので、あとはご自由に選んでください」というスタンスが効果的です。
例えば、
最近の売れ筋はタイヤAとタイヤBです。
タイヤAは燃費がよくリッター40Kmあり、タイヤBはデザイン性が高いです。
タイヤBは燃費性能こそタイヤAに劣りますが、一般的な性能は持っています。
タイヤAは燃費のほかに価格も安いですが、純正のタイヤのようなデザインでステータス感は低いです。
などなど
伝える際にはスペックと機能をパッと見でわかるようにするといい。
スペックは商品のサイズや価格などの仕様について、機能は商品の役割や性能です。
機能を伝える時は表や図を使うと特に効果的です。
売り場を作る際にはカテゴリごとにはっきりと分かれていた方が見やすくていいと思います。
男性向けPOP作成の2つのコツ

ポイントは2つです!
- 結論を先に伝えること
- 年齢層に合わせて訴求
結論を先に伝える
男性はプライベートでも早い段階で答えを求める傾向があります。
そのため「この商品は〇〇です!」と言い切った形にすると好まれます。
年齢層に合わせた訴求
若年層はなにごとも自分の力で成し遂げたいという気持ちが強く、短い時間で比べられる表示方法が有効です。
高年齢層は家族や部下などを守る立場になり、求められる目標が高くなります。
そのため、モチベーションや社会的な地位を高められるような訴求が効果的です。
まとめ
男性には数字を使って客観的なデータを使って判断してもらいましょう!
男性という生き物は生きるために客観的なデータが必要でした。
検討してもらうためには、ぱっと見でわかりやすいPOPを作りましょう!