褒め合える環境は組織が飛躍するための土壌
大切な3つのこと
- 褒めると言う行為はアウトプット!
- 褒めることと褒められることは親密感を与える!
- 自分も相手も成長できるのは褒めること!
言われて嬉しい褒めかた4つ
褒めることは相手へのフィードバックであり、自分のアウトプットです。
アウトプットは練習すれば誰でもうまくなります。
そのため、褒めることも練習すれば誰でもできるようになります。
強化したい行動を褒める
相手の強化して欲しいと思う行動を褒めます。
重要なのは「結果」ではなく「行動」を褒めることです。
「結果」を褒めてしまうと、「オレはすごいんだ!」と優越感を与えて終わりで、次の行動に繋がりません。
それどころか、調子に乗らせてしまう原因になりかねません。
褒めるときは「行動」を褒めましょう。
具体的に褒める
「今日の君はそこはかとなくいいね!」、「なんかいつもありがとう!」
誰が「やったー!明日も頑張るぞー!」となるでしょうか?w
つまりこの逆をいければうまい褒めかたになりますね。
具体的な行動をできるだけ細かく褒めることです。
例えば、「毎週メール会員が30人以上増えているのは、イベントの際に積極的に笑顔で声かけをしてくれてるおかげだね!ありがとう!」と伝えれば、次も勧誘の時は笑顔で頑張ろうと心がけてくれるでしょう。
承認欲求を満たす
承認欲求を満たすことは人間の欲求の中でも価値の高いことです。
マズローの欲求5段階仮説と言う図があります。
自分が認められると言うことは欲求として誰でも持っている気持ちなのです。
褒める時にも承認欲求を満たしてあげられることができれば、相手のモチベーションをあげ安くなるのです。
例えば、「今回集客のために立ち上げたイベントはお店の入客が苦しい中で、素晴らしい貢献をもたらしました!エリアマネージャーもとても喜んでいました!」
自分が役に立って認められたという気持ちに人間は慣れることはありません。
そのため、何回でも承認欲求を満たす褒めかたは有効です。
お金やモノに対する欲求は慣れがあります。
もっと欲しい、もっと欲しいと言う風にすでにある状態に慣れていく生き物なのです。
引用元:マズローの欲求階層理論とマーケティング・コンセプト
http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/bitstream/10086/10350/1/ronso1260500330.pdf
文字で褒める
個人的には褒める練習には一番いいかなと思ってます。
手紙やメールなどで文章に残るように褒めるやり方です。
本人が読み返すたびに褒めの効果を得られることが特徴で、褒める側も時間をかけて伝えたいことを整理できます。
褒めることは成長を促す栄養剤
望ましい行動をしてくれたら「褒める」、不適切なことをしたら「叱る」これが相手へのフィードバックになり、成長を促します。
一番やってはいけないことは、何も言わないことです。
これでは相手は「このままでいいのかな・・・」と何も気づくことができず、改善も成長もありません。
また、褒められることで、脳にドーパミンが分泌されます。
その結果、楽しいと言う気持ちになり、次も頑張ろうと言うモチベーションに繋がります。
また、褒めること、褒められることは信頼感の向上に役立ちます。
褒めあう職場を作ることができれば、人の成長は爆速で進みます。
褒め上手になるための第一歩
褒めると言うアウトプットに慣れていない人はまず、「部分褒め」を試してみましょう。
- 今日も挨拶がシャキッとしてるね
- 声に元気があっていいね
- いつも自信があるように見えていいね
- きれいに掃除してくれて助かってるよ
- 〇〇さんの接客はお客様も楽しそうで、素晴らしいね などなど
目に見えたことを簡単にでいいので、一言褒めてみましょう!
それも難しければ、本人に伝えない場所でまずは練習です。
ツイッターは140文字で表現するためオススメです。
簡単な褒め言葉にはちょうどいい文字数なので、書いて褒める練習から始めてもいいでしょう。
また、褒める時は多くの人に聞こえるように伝えるといいです。
相手は少し恥ずかしいかもしれませんが、周りからも褒められているような感じがあり嬉しいモノです。
僕はお店ではここぞと言うところで無線で褒めをしていました。
褒めることはアウトプットであり、フィードバック
褒めると言う行為はアウトプット!
褒めることと褒められることは親密感を与える!
褒めて方向性を与えることで成長する!
自分も相手も成長できるのは褒めること!
まずは今この瞬間から書いて褒める方法を練習しましょう。
少しずつでも褒められる人間になれば、周りの人たちも変わってきますよ。
自分で変えられるのは自分だけですが、自分の行動が変われば周りも自然と変わってきます。