なかなかビシっと言えなくて・・・
モチベーションを引き出すのは「Yes How 法」
結論として、大事なのはクッション話法を的確に使うことです。
また、伝える時に自分も相手も気持ちよく、次の行動を引き出せるのは「Yse How 法」です!
何それ??って感じてると思うので、詳しくは下で解説します。
注意したいことを伝える時にはクッション話法を使う!
自分も相手もモチベーションが下がることなく、次の良い行動を引き出すフィードバック方法は「Yse How 法」!
僕は入社してすぐの頃はよく冷たい言い方をする人と言われていました。
特にそんなつもりもなく、よく笑っていたのですが、言い方が良くなかったため
伝え方は人一倍勉強しました。
4つの伝え方
No But 法
怒られてヘコんだことがある人はみんな体験したことがあると思います。
僕もあります。
例えば、遅刻を注意するなら
「最近遅刻が多いじゃないか!気をつけろよ!せっかくお客様からの人気があるのに!」
と言う感じですね。
注意したい悪いことを先に言って、いい点を後付けする方法です。
言われた側に立つと、注意されたことでネガティブな気持ちになり、褒められていることにあまり意識がいきません。
注意する側は言いたいことが言えてすっきりするかもしれませんが、相手は落ち込んだり、そんな風に言わなくてもいいじゃないかと反発したりします。
直してもらうためには、相手の行動を起こしやすくする必要があるので、この方法は一番愚作です。
Yes But 法
ここからは注意する前に「クッション」を入れていきます。
Yes But 法の場合には
「お客様からの人気があって素晴らしいね!ただ、遅刻には気をつけてね!」
とNo But 法と伝える順番が逆になります。
これだけのことでも受け手の印象は全然違います。
僕も1年目の時にはこの方法を使っていました。
受け手はネガティブな感情は抱きませんし、注意されてたことに対して事実として受け止めてくれます。
Yes And 法
注意することを改善点としてポジティブに伝えられる方法です。
「お客様からの人気があって素晴らしいし、挨拶も清々しいね、さらに、時間も守れればいいね!」
受け手としての印象は長所を伸ばすための道の先に改善点があるように聞こえます。
行動を起こしやすい伝え方ですね。
Yes How 法
この方法を意識して取り入れていってください。
この伝え方は注意したいことについて、一緒に考え、「気づき」を与える伝え方です。
「お客様からの人気もあるし、挨拶も清々しいね、さらにどうすればもっとよくなるか考えてみよう!」
疑問形式で本人に考えさせるのです。
その上で「時間を守れるようにします」と言う気づきを引き出せるようにするのです。
上から言われてことよりも自分で気づいて直す方が行動が続けやすいですし、本人のモチベーションも上がるでしょう。
慣れるまでは「Yes But 法」から実践してみよう!
注意したいことを伝える時にはクッション話法を使う!
自分も相手もモチベーションが下がることなく、次の良い行動を引き出すフィードバック方法は「Yse How 法」!
何でもかんでもストレートに言えば言い訳ではありません。
伝え方を工夫することで、お互い気持ちよく働くことができますので、理解して実践していきましょう。
初めは「No But 法」を使わずに、「Yes But 法」に置き換えるところから練習しましょう。
それから「Yes And 法」、「Yes How 法」が使えるようにステップアップしていけばいいと思います。
一緒にがんばりましょう♪