こんにちは!らきです!
僕は新卒で入社してから4年間ゲームセンターで働いていました。
入社1年目からアルバイトスタッフの採用を担当してました。
経験した数店舗を通して合計40人程度採用面接をした経験があります。
この記事では、アルバイトの面接の時にチェックしているチェックしている
3つのポイントについて紹介します。
採用面接って、緊張するし、うまくしゃべれるか心配ですよね。
見られているポイントをおさえれば、面接の時に気をつけて意識することができますよ!
アルバイトの面接で見ている3つのポイント
- 元気に挨拶ができること
- 働きたい理由がはっきりしている
- 最低限のマナーができている
元気に挨拶ができること

コミュニケーションの基本ですね。
人との会話は挨拶からはじまります!
例えば・・・
「おはようございます。昨日は〜でしたね。」
「こんにちは!今日も元気ですね。〇〇コーナーのお客様なんだけど〜」
「いらっしゃいませ!今日はなにかお探しですか?」
コミュニケーションをとる最初の言葉はあいさつです。
相手がお客様だったり、従業員だったり様々ですが、挨拶ができないと業務に支障が出ることになります。
もし、あいさつができない人を採用して、スタッフ同士やお客様とトラブルになったら
お店の評判が悪くなったり、すでにいるスタッフがやめてしまったりするかもしれません。
接客業のアルバイトの面接にくるんだから、当たり前じゃない?
と思うかもしれませんが、意外とできてない人がいるんですよね。
体感でだいたい10%は挨拶できない人、20%は挨拶してるけど、声が小さかったり
相手の目を見て話せない人ですね。
あいさつのポイント
・元気よくしっかりとした声量で
・相手の目を見て言う
・特にはじまりと終わりのあいさつは忘れない!
働きたい理由がはっきりしている

堅苦しい「御社の理念が〜」とか「商品の〇〇がよくて〜」と言うような立派な理由が必ず必要です!と言うつもりは全くありません。
簡単に言うと、「時給が良ければどこでも良かったけど、求人で見て条件が良さそうだから応募しました」という理由ではダメです。
・・・ホンネはそうかもしれませんが(笑)
この働きたい理由には2段階のレベルがあります。
レベル1 自分の経験や好きなことがお店に関係がある
いままでの経験が活かせることやいま勉強していることに関係したことが言えると
ポイントが高いです。
例えば・・・
・前職で介護の仕事をしていて、おじいちゃんおばあちゃんとのコミュニケーションには自信がある。
・学校で保育士の勉強をしていて、小さい子と接することに慣れておきたい。
・いままで事務の仕事をしていたが、コミュニケーション能力を高めるために接客業に身をおきたい。
ここでなんとなく応募してきた人は「接客業が好き」と言ったりするんですが、
アルバイト歴を聞くとやったことがないという人が割といます。
そういう人と比べた時には自分のやりたいことがある人の方が圧倒的に強いですね。
※個人的には「家が近い」+「接客に興味がある」だったら少しはポイント高いです。
理由は欠勤するリスクが低いことですが、やりたいことがある人よりは低いです。
僕なら人柄次第で採用します。
レベル2 そのお店じゃないと実現できないことがある
これがあると断然採用されやすいですね。
「あなたのお店じゃないとできないことがあるんです!やらせてください!」と言われていることと同じなので、面接する側も嬉しいものです。
例えば・・・
・遊びにきた時にスタッフの☆☆さんの接客に感動して、あの人みたいになりたいと思いました。
・日曜日にやっているお店のイベントが素晴らしいものだったので、私も関わりたいと思いました。
・たまに遊びに来るんですが、他のお店よりもスタッフのかたが生き生きしていて、私も楽しい気分になります。
・子供を連れて遊びにくる時に、他のお店より清潔感があって、気兼ねなく子供を連れてこられるお店作りがステキだと思ったので。
ここまで言われるとお店で働きたいという気持ちがとても伝わります。
ただし、例えで書いていることに対して、深掘りして聞いてくることもあるので
しっかりと答えられるようにしておきましょう。
ここで曖昧な答えをしてしまうと残念ながら、上げて落とされた気分になります(´;ω;`)
「イベントが素晴らしい」→「どんなところが?」など
最低限のマナーができている

ビジネスマナーレベルは求めていませんよ。
あくまで「最低限」です。
気をつけることはたった4つです。
・面接前には面接の担当者に「よろしくお願いします」を言う。
・イスに座るときは「どうぞ」と言われてから座る。
・履歴書は写真をちゃんと貼って、きれいに書こうとすること
(字が汚くてもいいので、真剣にきれいに書こうとしたことが伝えわれば大丈夫です。)
・終わる時には「ありがとうございました」を言う
プラスアルファのマナーもありますが、履歴書が不十分だったりやあいさつができなかったりする人は容赦無く落としてました。
人柄もよくて、ゲームセンターに興味がある人でも、かなりポイント下がります。
番外編 持病があるか、業務に影響するか

ゲームセンターという職場では常にたくさんの光や音に囲まれることになります。
私が見てきた方の中にも持病を持っている方がいらっしゃいました。
接客スタッフとして採用した方でしたが、耳の聞こえ方が少し悪い方でした。
元気もあって、とても良い人物でしたが、残念ながら働き始めたことでさらに聞こえ方が悪くなってしまい、2週間ほどでやめてしまいました。
耳のことは面接であらかじめ聞いていて、仕事に支障はないだろうというを聞いていました。
ただ、働こうとしてくれた人も採用したお店もお互い残念な結果になってしまいました。
採用された人:耳が悪くなってしまった
採用したお店:採用に必要なコスト(手続きや制服手配、トレーニング)を
かけたが、やめてしまった
この方の採用から、持病のあるかたの採用は慎重になりました。
他にも光に敏感な人や声を出しにくい人などはあらかじめ面接の時に伝えておいた方がいいですね。
まとめ
元ゲーセン副店長が教える3つのポイントは!!
- 元気に挨拶ができる
- 働きたい理由がはっきりしている
- 最低限のマナーができている
たくさん稼ぎたいからと独りよがりにならず、相手にどう見られるかを考えて準備しましょう。
どう見られるかを気にすることは、アルバイトの面接に限らず、社員採用の場合でも役に立ちますよ。